適格請求書に係る法令

〇 適格請求書発行事業者
第2条7の2
第57条2第1項の規定による登録を受けた事業者

〇 適格請求書発行事業者の登録等
第57条の2
第57条4第1項に規定する適格請求書の交付を受けようと事業者は、税務署長の登録を受けることができる。税務署長は、登録簿に登載された事項を速やかに公表しなければならない。

〇 適格請求書発行事業者の義務
第57条の4
適格請求書発行事業者は、譲渡等を受ける他の事業者から次に掲げる事項を記載した請求書、納品書その他これらに類する書類(「適格請求書」という。)の交付を求められたときは、他の事業者に交付しなければならない。ただし、政令で定める場合は、この限りでない。
1 事業者の氏名又は名称及び登録番号                                                                     2 譲渡等を行った年月日                                                                                 3 譲渡等に係る資産又は役務の内容                                                                      4 譲渡等に係る税抜価額又は税込価額を税率の異なるごとに区分して合計した金額及び適用税率                                                                                                                        5 消費税額等                                                                                6 書類の交付を受ける事業者の氏名又は名称

〇 適格請求書を交付することが困難な課税資産の譲渡等囲
令第79条の9第2項                                                                            1 税込価額が3万円未満の旅客の運送
2 卸売市場において行われる譲渡等                                                                     3 財務省令で定めるもの

〇 財務省令
規第26条の6                                                                                1 自動販売機等により行われる税込価額が3万円未満のもの
2 郵便法に規定する郵便の役務及び貨物の運送

〇 帳簿等の記載で仕入税額控除が認められる規定                                                                                                   令第49条                                                                                                  


令和3年度税制改正

1 法人税
(1)中小企業者等の法人税の軽減税率の延長
中小企業者の法人税率は、適用期限が2年間延長されます。

(2)所得拡大促進税制の見直し・延長
要件が、給与支給総額の(企業全体の給与)が前年度比で1.5%以上と簡素化されました。

2 所得税
(1)住宅ローン控除の特例の延長等
控除期間13年の特例の適用期限を延長し、令和4年末までの入居者を対象とします。延長した部分にに限り、合計所得金額1,000万円以下の者について面積要件が40㎡以上に緩和されます。

(2)退職所得課税の適性化
勤続年数5年以下の法人役員等以外の退職金についても、雇用の流動化等に配慮し、退職所得控除額を控除した残額のうち300万円を超える部分について2分の1課税を適用しない。

3 資産課税
(1)住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置の拡充
非課税枠を令和3年末まで据え置き、面積要件については、住宅ローン控除と同様とします。

(2)教育資金、結婚・子育て資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置の見直し
受贈者が贈与者の孫等である場合の贈与者死亡時の残高に係る相続税額への2割加算の適用等、適用期限を2年延長します。

4 消費税
課税売上割合に準ずる割合の適用開始時期の見直し
課税期間の末日までに「課税売上割合に準ずる割合」の適用申請書を提出すれば、翌日以後1ヶ月を経過する日までに税務署長の承認を受けることを条件に、申請承認書を提出した日の属する課税期間から適用されます。

5 納税環境整備
税務関係書類における押印義務の見直し
税務署長等に提出する国税関係書類において、実印・印鑑証明書を求めている手続等を除き、押印義務を廃止します。

 


令和2年度税制改正

1 法人税
電気供給業に係る法人事業税の課税方式の見直し
資本金1億円以下の普通法人等にあっては、収入割額及び所得割額の合算額によって、それぞれ課税されます。
令和2年度から適用されます。

2 所得税
(1)低未利用土地等を譲渡した場合の特別控除の創設
保有期間5年超、譲渡価格が500万円以下等の要件を満たす低未利用地の譲渡所得に100万円の特別控除が創設されます。
令和2年7月1日から令和4年12月31日までの間に譲渡を行った場合に適用されます。

(2)未婚のひとり親に対する税制上の措置及び寡婦(夫)控除の見直し
未婚のひとり親に寡婦(夫)控除が適用され、現行の寡婦(夫)控除の見直し
令和2年分の所得税から適用されます。

(3)国外居住親族に係る扶養控除の見直し
扶養控除の対象者から、日本国外に居住する親族のうち、送金関係書類でその送金額が38万円以上等ある場合を除き、30歳以上70歳未満の者が除外されます。
令和5年分の所得税から適用されます。

(4)納税地の異動があった場合の振替納税手続の簡素化
個人が提出する納税地の異動届出書等に、移動後も従前の金融機関の口座から振替納税を行う旨を記載したときは、移動後においても引き続き振替納税が継続されます。

3 消費税
居住用賃貸建物の取得に係る消費税の仕入税額控除制度の見直し
令和2年10月1日以後に行う居住用賃貸建物の仕入れについて、仕入税額控除の適用を認めないこととされました。


国税通則法 抜粋

税務調査に係る国税通則法

(調査の事前通知)
第74条の9第1項
税務署長等は、当該職員に納税義務者に対し実地調査を行なわせる場合には、あらかじめ、当該納税義務者(税務代理人を含む)に対し、その旨を通知する。

(事前通知を要しない場合)
第74条の10
前条第1項の規定にかかわらず、税務署長が、調査の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあると認められる場合には、事前通知を要しない。

(調査の終了の際の手続)
第74条の11第1項
税務署長等は、更正決定等をすべきと認められない場合には、納税義務者に対し、その時点において更正決定等をすべきと認められない旨を書面により通知する。

同法2項
更正決定等をすべきと認める場合には、当該職員は、納税義務者に対し、調査結果の内容を説明する。

同法3項
前項の規定による説明をする場合において、当該職員は、当該納税義務者に対し修正申告又は期限後申告を勧奨することができる。

参考
理由附記の根拠法令

・ 青色申告者に対する更正 法人税法130条、所得税法155条
・ 白色申告者に対する更正 行政手続法第14条
・ 加算税の賦課決定 行政手続法第14条
・ 申請関係が拒否された場合 行政手続法第8条